| 2014/06/02(Mon) 23:25:30 編集(管理者) 2014/06/02(Mon) 16:53:49 編集(管理者)
Macユーザー様につきましてはたいへんお待たせ致しました。 本日SILKYPIXシリーズ最上位最新版となります、SILKYPIX Developer Studio Pro6 のMac OS版をベータ公開させていただきます。
SILKYPIX Developer Studio Pro6は、前バージョンのDeveloper Studio Pro5の 次期バージョンとなるソフトウェアです。 SILKYPIXシリーズの最新版として「パフォーマンスの向上」と「表現力の向上」 を目指し、開発を行いました。
皆様には、SILKYPIX Developer Studio Pro6 Mac OS Beta版を是非ご試用 いただきたく、お願い申し上げます。当掲示板では、皆様のご意見・ご感想を お待ちしております。
当掲示板への投稿は、SILKYPIX Developer Studio Pro6 Mac OS Beta版についての ご意見・ご感想、ならびに障害についてに限らせていただきます。 SILKYPIX Developer Studio Pro6 Windows版やその他現行製品についてのお問い 合わせは、サポートフォームよりお願いいたします。
お客様の当掲示板への投稿に対しましては、弊社の営業および開発スタッフから できるだけ迅速に対応させていただきますが、お客様からの質問に対しては必ず しも回答できるとは限りませんことをご了承ください。
SILKYPIX Developer Studio Pro6 Mac OS Beta版のSILKYPIX Developer Studio Pro5からの主な変更点は以下の通りとなります。
【ご利用いただく前に】 ・ファインカラーコントローラのSILKYPIX Developer Studio Pro以前の互換 パラメータが廃止されています。 DSP、DS4.0、DS3.0などファインカラーコントローラが均等に割り当てられて いた世代のパラメータを読み込んだ場合には無視して表示されます。 SILKYPIX Developer Studio Pro5からの互換性はあります。
・履歴管理が廃止となりました。 選択コマの一括編集機能の搭載により、履歴に不整合が生じる可能性があるため 履歴管理のコントロールが廃止となりました。 履歴を進める/戻るボタンをお使いください。
【パフォーマンスの向上】
・アプリケーション設計の改良 アプリケーションの起動やファイルの読み込み、スライダーやプレビュー画面 の応答性などあらゆる部分でパフォーマンスに関する改良が施されています。
・現像エンジンの改良 画質を落とすことなくパフォーマンスを向上させるよう、現像エンジンもチュ ーニングされています。
【主な新機能】
・新ノイズリダクションNR5を搭載 DSP5に搭載されていたNRアルゴリズムNR3をさらに進化させ、広域低周波の色 ノイズや輝度ノイズ除去性能が向上しています。 また、強い輝度ノイズの除去性能も向上していますので、従来よりも弱いパ ラメーター値で粒状に残留する輝度ノイズを緩和する事ができます。 高ISO感度とNRの性能はシャッタースピードや絞り値など皆様の撮影のコント ロール幅や撮影領域が拡がるのではないかと考えています。
・覆い焼き/HDRハイライトシャドーの分離 覆い焼きとHDRでハイライトシャドーどちらかのみ調節できるようになりました。 ハイライト側の補正を「焼き込み」、シャドー側を「覆い焼き」としております。
・美肌処理 サブコントロールに美肌処理を搭載しました。 高画素機などでアップのポートレート、肖像写真などを撮影した際に、肌の角質や、 シミなどが目立つ場合があります。この機能では肌色を検出してその中を滑らかに 表現します。補正する参照領域(大・中・小)を選びスライダーで補正量を決めてい ただくだけなのでお気軽にお使いください。 また眉毛や髪の毛との境界線の解像度の低下などの副作用もできるだけ抑えてい ます。
・ノイズ付加 サブコントロールにノイズ付加を搭載しました。 ノイズ付加は写真に意図的にノイズを加える事で被写体のディテールを強調したり シャープ感を増したような効果を得ることができます。 また、超高感度撮影時にまだらに残留する輝度ノイズを平均的に見せたり、銀塩の 高感度のような効果として見せたり、皆様の写真の表現としてもご利用ください。
・赤目補正ツール スポッティングツール内の赤目補正ツールで赤目になった部分を指定する事で 赤目を補正する機能です。
・自動レベル補正 トーンカーブコントロール内に自動レベル補正を追加しました。 被写体の階調がRGBのレンジ内に収まっていた場合に眠い写真に見える場合があり ます。自動レベル補正ではシャドーレベル、ハイライトレベルを自動で設定し コントラストのある写真に調整してくれるものです。 オートの設定は[メニュー][機能設定]で任意に設定する事ができます。
・プレビュー時アンシャープマスク 従来の「ノーマルシャープ」や「ピュアディティール」に加え、「アンシャープ」 マスクも原画に対して適用する事ができます。 アンシャープマスクの特徴であるシャープの掛かる線の太さいわゆる「半径」を 指定したい場合にはこちらが便利です。
・シェーディング中心 シェーディング補正の中心を画角中心から変更する事ができます。 これは、周辺減光をあえて効果的に使用したい場合で、トリミングが行われる 場合を想定したものとなります。
・プリンタプルーフ表示(ソフトプルーフ) 警告表示のメニューの中に、プリンタプルーフ表示を追加しました。 これはプリントプロファイルとマッチング方法を指定する事で、その状態でプリ ントされる色をモニター上でシミュレーションするいわゆる「ソフトプルーフ」 「ソフト校正」とも呼ばれているものとなります。 印刷時に起こる黒つぶれや色の変化などを画面上に表示しながら調整する事で 従来より確度の高いカラーマッチングが可能となります。 特にRGBデータとの階調特性の大きく異なるマット紙系、アート紙系、和紙系な どをお使いの場合には便利です。 また、「知覚的」や「相対的」などプリンター色域外やその周辺で起こる色の シフトなども事前に確認する事ができます。
・ホットフォルダ対応 テイスト・パラメータコントロールの中でホットフォルダを指定する事ができ ます。 カメラ付属のカメラコントロールなどでテザー撮影を行った場合、このフォル ダを保存先として指定する事でリアルタイムでプレビュー表示する連携が可能 となります。主にスタジオや写真館などのワークフローにお勧めの機能となり ます。 また、ホットフォルダにデータが追加された場合に登録したパラメーターを 自動的に貼り付けて表示する事ができます。 これには一枚調整していただきそのコマをボタンに登録してください。
・ユーザーマークの改良 コンテキストメニュー以外でもステータスバー上でマークの設定ができるよう になりました。
・スポイトツールのサムネイル対応 露出補正ツール、グレーバランスツール、ブラックスポイトツールなど、 スポイトによる指定ツールをサムネイル画面上で指定する事ができます。 選択コマ以外からも指定できるため、同一光源下で撮影されたグレーチャート の画像から正確なホワイトバランスを適用させることも可能です。
その他にも従来お使いいただいている方が迷わないように画面デザインやレイア ウトを変更し、より使いやすくなっているのではないかと思います。 詳しい使い方はスペシャルサイトでご案内しておりますのでぜひご覧ください。 http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/special/dsp6/
ぜひご評価の程よろしくお願いいたします。
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